House in Yamate
山手の家
夫婦と子ども2人、写真や家具などのコレクションのための住宅。
道路と敷地の高低差は1m、敷地と向かいの住宅の土地の高低差はまたさらに1mと、段差のある周辺環境であり、それによってお互いの目線がずれて、向かい合っていてもどこか落ち着いた空気感を形成しているように感じた。
この段差のある環境と連続するように、住宅の外部で3つ、内部で5つの高さの床をつくった。その高さのずれによって、水平方向だけでなく、斜め上や下にも視線が抜け、家族の様子、写真、家具、庭が混ざり合って一体的に感じられる。
家のどこにいても、家族の気配が伝わり、コレクションや庭の緑、1日の中で変化、拡散しながら落ちてくる光を様々な角度で楽しめる暮らしを実現した。
| 用途 | 専用住宅 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県浜松市 |
| 構造 | 木造一部鉄骨造 |
| 敷地面積 | 295.11㎡ |
| 建築面積 | 132.33㎡ |
| 延床面積 | 205.69㎡ |
| 設計期間 | 2019.12-2021.3 |
| 工期 | 2021.8-2022.5 |
| 構造設計 | OAK plus 足立徹郎 佐尾敦宏 |
| 写真 | 長谷川健太 |
| 担当スタッフ | 小田海 |









































































