works
CODO Suzuyo Renewal Project

CODO(鈴与本社リニューアルプロジェクト)

CODO Suzuyo Renewal Project

働く人が使い方を自由にアップデートしていけるような余白のある空間が、変革を求められる時代のオフィスに必要であると考え、その原型として設計した。

企業の、社内イベントのために使われていた講堂を、仕事、会議、食事、イベントなど、様々な使い方に対応する空間へ更新することを求められた。ワンルームで天井が高い既存の空間を生かし、箱状の段をずらしながらドーナツ状に積み上げ、立体的かつ回遊性のある空間で多様な用途に対応することを試みた。

立体的な構成とすることで、近くにいても目線がずれてお互いが気にならなかったり、逆に遠くにいても身近に感じられたりと、一般の平面的なオフィスとは異なる距離感が生まれた。それによってワンルームの中に、囲われた安心感のある場所や、空間全体が見渡せる開放的な場所など、多様な居場所が生まれており、目的に合わせてその都度ふさわしい場所を自由に選ぶことができる。段差は床にも、ベンチにも、デスクにもなり、視点によってその機能が切り替わる。イベントの際はひとつの段がステージになり、周囲の段は客席となる。そのような段がドーナツ状に配置されることで、段差の機能がひと続きにどこまでも連続する。また、内部は備蓄倉庫となっており、海に近く、高い建物の少ない周辺地域の災害避難拠点としても機能する。

積み重なった段は、家具としては大きく、建築としては小さいスケールで、家具や建築のどちらとも言えるしどちらとも言えない、中間くらいの存在になった。この独特のスケール感によって、床になったりベンチになったりカウンターになったりと、視点によって機能も見え方も揺らぐような状態が生まれている。そのことが、オフィスのための機能がただそこにあるのではなく、使い方も定義も自由にアップデートしていけるような、ある余白として機能していく。

 

用途オフィス
延床面積913.10㎡
設計期間2018.8-2019.3
工期2019.3-2019.9
プロデュース
プロジェクトマネジメント
クリエイティブディレクション
ロフトワーク Layout Unit
建築監修
内装設計
家具設計
後藤周平建築設計事務所
構造設計足立徹郎構造設計事務所
木材コーディネーション
家具製作
家具製作ディレクション
飛騨の森でクマは踊る
カーテンデザイン森山茜(Studio Akane Moriyama)
サインデザインhokkyok
写真長谷川健太
担当スタッフ小田海
印刷用資料PDF(3.5MB/A3サイズ)

Works

CODO Suzuyo Renewal Project
Movable Furniture Suzuyo Renewal Project
Annex Suzuyo Renewal Project
Concept Suzuyo Renewal Project
Office+Factory
House Terrace
House in Handayama
Public Hall K
House for Living in a Park
SBSTV Studio Set
Grave for A
Shop S
Barn Table
TYU
House in Ikeda
Arrows Osteopathic Clinic
House in Shizuoka
3 walls in Fukuroi
Boundary wall in Aino
House in Kosai
Floating house in Ogasa
Hair salon of Transparent mirror

Loading... photoinformation